昨日はinteeというプログラミング学習と新卒採用支援が一緒になったサービスの逆求人イベントに出てきました。
そこで目にした厳しい現実をメモっておこうと思います。
inteeって?
inteeとは株式会社ITプロパートナーズが提供する上位大学の学生向けプログラミング学習サービスです。なんとプログラミングの学習ソフトを無料で利用できるのです。
学べる言語はRubyとそのフレームワークRuby on Rails。それに付随してSQLやHTML・CSSも勉強できます。このサービスを通じて最終的には本棚アプリを完成させるところまでいけます。
inteeのプログラミング学習の方については後ほど記事を書きます。お楽しみに!
さて、そんなinteeなのですが、なぜ無料でプログラミング教育ができているか?と言うと、プログラミング講座の修了者を企業に紹介しているからなんです。つまり、企業から紹介料をとって自社のプログラミング講座を修了した優秀な人材を企業に送り込むという人材サービスが裏にあるのです。
逆求人イベントとは?
そのため、学生は逆求人イベントというイベントに出る義務があります。
逆求人イベントとは、一般的な就活イベントのように学生が企業ブースを訪ねるのと逆で、学生がブースを出して企業が回るという形の就活イベントです。今回参加した逆求人イベントは参加企業に対して事前にESを送っておき、当日の合同自己紹介と顔合わせタイムを経て午後にターム制で面談を行っていくという流れでした。その面談の中で、自分に関する簡単なプレゼンを行い、企業側が働き方や今後の選考や企業訪問について提案を行う、といったことが行われます。
そこで見たものは、、、
企業側からの選抜!厳しい就活の現実
まず、今回のイベントで現実を見たタイミングは顔合わせタイムとお昼休みのランチです。ここまでの午前中に参加企業側からの軽い会社説明(10社程度)があり、学生からの合同自己紹介と顔合わせが終わっているのですが、ランチタイム前の顔合わせタイムで事件は起きます。
ここの顔合わせタイムで、企業にランチに誘われる人と誘われない人がいたのです。
つまり、企業がESと自己紹介から特に気になる人材をピックアップし一緒にランチへ行くことで精査・囲い込みを行うのです。
また、、顔合わせタイムも人気者とそうでないものの二者に別れます。自分のブースにひっきりなしに企業の方が来る人や閑古鳥がないているようなブースの方もいました。さて、自分はESがよほどマッチしたのか、intee担当者の方に特に気になっている企業を参加企業の中から伝えていたことが良かったのか、ランチに誘っていただくことが出来ました。
しかし、顔合わせタイムではその企業の方以外には3社程度の方としかお話することができませんでした。企業側はやはり、気になる人材のところに向かうようで、自分含め気にならない人材のとこでは気になる人材のブースが開くまでの時間潰しといった感じで話をするようなこともありました。
緊張!!運命の面談予定発表
逆求人イベントでは先述したように面談をターム制で行っていきます。参加大学生は24名程度なのに対して企業は10社で、半分くらいの会社に二人担当者がいるとしても、15人弱。そう、つまり毎タームどこかの企業の人と面談ができる訳では無いのです。そこで、企業はターム毎にどこの大学生のブースに行くとintee運営側に伝えておきます。
そして、ランチ中にinteeが企業側と大学生側の希望を擦り合わせて面談予定を作成します。ここで、希望が合わなかったり午前中までに企業へアピールできなかった学生は面談の予定がスカスカになってしまうのです。事実、大学生に配られた面談予定表では全員の予定が書かれていたのですが、スカスカな学生から、全ターム面談パツパツに入っている学生まで様々な様相を呈していました。
自分はというと8ターム程度ある中の3タームが埋まっていました。顔合わせ時にあまり企業側から話しかけられなかったのである程度予想はしていましたがかなり少なかったのでちょっと刺さりましたw
しかも、面白いことに一社以外興味は普通程度とinteeに伝えていた企業からの面談でした。
いよいよ、本番!逆求人イベント面談タイム!
本番の逆求人イベント面談タイムは1タームが25分でその中の時間の使い方は自由というものでした。ので、自分は最初10分程度自分のプレゼンをして、そこから企業側に選んでいただいた理由を聞いて始めるというスタイルを取っていました。
空きタームでは自分の好きに作業をやっていてよかったり、inteeが主催するグループワークでフェルミ推定について勉強したりなどしました。
ただ、やはりinteeがコンテンツを用意していたとはいえ、企業との面談予定がスカスカな状態ではかなり暇な時間が長く感じられるだろうと思います。
自分はこのブログを始めたばかりでロゴ作成をしたり記事を書いたりしてやる事には困らなかったのですが周りを見渡すと暇そうにしている人も多数見受けられました。
肝心の面談タイムでは自分は、一発目にランチに誘っていただいた企業さんとの面談があてられており、リラックスして面談に入ることが出来ました。特にその企業さんには自分のプレゼンの改善点などを指摘していただきくなど、非常に後に有益なお話をさせていただくことが出来ました。
次に面談させていただいた企業さんとは、自分が大学で研究している医療ITについて知見を求めているといった話をいただき、今後の事業開発に携わる機会のお話をいただきました。
そして、最後に面談させていただいた企業さんは、自分の経験を発信することの重要性について教えて下さり、このブログを書くことについて後押しをしてくれています。
まとめ
と、ここまで書いてきて気づかれる方もいらっしゃるかもしれませんが、この逆求人イベント実は就活イベントとは言うものの就活の準備のためのイベントのようにも感じられました。企業の人事の方とサシでお話をし今後の学生生活で何をすべきか明らかにしていくためにものすごく価値のあるイベントでした。一方で、企業側の方も逆求人イベントという新しいスタイルに慣れていないようで、どこに目的を持って行動すべきか?迷っているようにも見えました。
とはいえ、就活の現実を早めに覗くことが出来、大学でやっておくことも、明確にできたこのイベントは非常に実りの多いものになりました!
今後は今回の逆求人イベントで知り合った企業さんに伺ったりして関係性を深めていけたらなぁとか思ってます。
関連リンク:
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