今日はITパスポートの受験を決めて、過去問を解いてみたのでITパスポートについてまとめてみようと思います!!
ITパスポートとは?
ITパスポートとは、IPA(Information-technology Pribacy Agency)こと、独立行政法人情報処理推進機構によって発行されている国家資格の一つです。ITパスポートは今後ビジネスを行っていく上で必須である「IT力」を持った人材を育成するために設置されました。今後の社会において、ITと経営に関する全般的な知識はどのポジションでとのような職種についていても必須のものと考えられています。そこで、社会で活躍する全ての人々が持っているであろう知識を持っているか検査しているのがITパスポートなのです。
つまり、その名の通りITを利活用し、立派な社会人として働くためのパスポートという訳ですね。
ITパスポートの受験者層
ITパスポートの受験者層はほぼ半々で大学生と社会人になります。つまり、社会に出る前の大学生が働くに当たって最低限必要な知識を身につける必要性を感じて受験していたり、社会にでてIT技術者と共通言語を見出せなかったりして困った社会人が、それぞれより効率的に仕事に取り組めるように受験しているようですね。
まぁ、大学生はそんな深く考えずにイケてるサラリーマンだったりデキる社会人になるための一歩として受験を考えるといいかもしれません!
ITパスポートの受験方式
ITパスポートはITの名を冠した試験だけあって、受験申し込みから合格発表まで全てインターネットで行います。試験はほぼいつでも全国各地でCBT方式を用いて開催されています。CBTとはComputer Based Testの略でTOEICなどでも使われているPCを用いて受験するタイプのものになります。全国にあるテストセンターへ赴き、そこにあるPCを利用しテストに回答することで、受験が完了し、後日合否をインターネットから確認できる仕組みになっています。
試験時間は120分で毎日、午前、お昼、午後と3回各会場で試験が行われているようです。
受験手数料は5,700円と安くはないので慣れない方式でも一発合格できるように公式サイトで公開されているCBT疑似体験ソフトを利用するなどして本番に向けて十分な準備をしましょう。
実際にITパスポート過去問を解いてみた
さて、ITパスポートの概要がわかったところで、とりあえず勉強を始める前にどういった試験内容なのか知るべく、過去問を解いてみました!
過去問はITパスポートの公式サイトで沢山公開されているので確認してみてください。
過去問はこちら。
問題の概要
まず、問題の構成についてです。全問が四択の問題です。なので、わからなかったら取り敢えずどれかを選択して前へ進むことができます。(ワンチャンを狙っていきましょうw)
そして問題全体の構成としては、三つのカテゴリーに分けられます。一つ目が、ストラテジ系。これは、経営管理全般についての知識を問う問題です。そう、ITパスポートという名前を冠してはいますが、その目的はITをビジネスに利活用できる人材の証明なので、ビジネスの内容も多く入ります。このカテゴリが、32問になります。そして、二つ目がマネジメント系です。これは18問あり、IT管理についての問題が出題されます。最後に、テクノロジ系でIT技術についての問いが42問となります。ここまでで全92問が合否に関係する試験内容なのですが、試験毎に+8問追加で解く必要があります。試験中にどの問題が合否に関係しない問題かはわからないのですが、次回以降のテストにその問題を利用するかどうか判断するために実際の試験に混入させられているそうです。とにかく、92問をのうち、全体で60%。そして、各セクションで最低30%というのが合格ラインとして明確に決まっています。つまり、ストラテジ系で10問、マネジメント系で5問、テクノロジ系で15問は最低解けなくてはならず、全体では56問解けている必要性があるということです。各セクションで最低ラインの評価を取れたらあとは26問プラスアルファで正答しなくてはなりません。
各セクションの問題の具体的な内容
ストラテジ系
経営に関する問題だけあって経営の用語や、財務、法務についての問題が多数出題されていました。また、フレームワークについての問いもありITに自信がある人でもこのセクションはつまづくだろうと感じました。エンジニアなどでITパスポート余裕と思って準備せず試験を受けるとこのセクションで足を切られてしまう可能性があるので要注意です!
マネジメント系
マネジメント系は、プロジェクトをどのように進めるべきか?という観点から出題されているように見受けられます。特にリスクマネジメントについては多数の出題があり重点をおいて勉強するべき要点となっています。他にも、作業効率についての簡単な計算問題なども出題されていましたが、プロジェクトマネージャーに必要な知識の一旦をみれた気がします。
テクノロジ系
さて、ITパスポートというぐらいですから、実際にITの技術がなくてはいけません。そのため、テクノロジ系はテスト全体のなかでも最も問題数が多く重視されているセクションになります。実際にはエクセルの利用方法についてだったり、論理演算、インターネットの知識についてを問われます。エンジニア以外のITパスポート受験者はその勉強時間の多くをこのセクションに割くことになるでしょう。
自分の結果は、、、?
さて、こんなに偉そうにテストのレビューしてましたが、自分が過去問を解いたその結果はというと、、、、100問中60問正解でギリッギリのすれすれ合格という結果でした。まぁ、初回にしては思っていたより点数がよくだいたいは満足です。このブログを建てるための勉強などが活きているのでしょう。セクション毎だと、
で、割とバランスよく点数が取れていました。(これも、文理融合で学べるSFCだから、、?w)これから受験日まで、勉強して確実に合格できるようにしたいと思います!
まとめ
また、偉そうに語りますがITパスポートの試験内容は非常に構成がよく、バイトでしか仕事をしていない自分でも必要なことを問われているなと感じました。事実、現在のWeb制作会社とクライアントの間ではITリテラシーの差によってディスコミュニケーションがよく発生していると聞きます。事実、自分が前にインターンをしていた制作会社でもそのような問題は発生していました。クライアント側もこのようなITパスポートを持つ人が増えればこのようなディスコミュニケーションもなくなり、さらにスムーズに仕事ができるようになるだろうと思います。
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