先日、アベンジャーズ・エンドゲームを見てきました。
正直、自分でもこの11年ずっと追い続けてきた映画シリーズがひと段落するとは、なんか寂しいです。
映画の内容的にも喪失感があったのですが、最後だしやっぱりいい終わり方だったのだろうと思います。
前作のインフィニティウォーについてはこちら
【映画レビュー】アベンジャーズ・インフィニティウォー見直してみた!サノスが従わなかった運命とは!?
ちなみに4DXで見たのですが、4DXのレビューはこちらから
4DXでアベンジャーズ見てきた!4DXとは?気になる値段から、上映映画館さらにはMX4Dとの違いまで!
最初10分での衝撃 -話の回収方法-
最初の10分間はほとんど予告編で見たような映像ばかりでした。。。。
つまり、予告編はほぼ最初10分の映像しか使っていなかったということですw
しかし、この間に沢山の事が起きます。まずアイアンマンが宇宙に取り残され死にそうになっている所にキャプテンマーベルが現れ救う、みんなでサノスに復讐に行ってソーがサノスの首をはねる、5年経つ。
最初は正直展開の早さに戸惑いました。だって、アイアンマンこんなに普通に助かると思っていなかったしw
そして、すぐ黒幕ヴィラン死んでしまうし5年経つしw
焦りましたよね〜〜、、、
ただ、ここまでの話の回収をこのぐらいの時間で納めないことには後の方の怒涛の展開を産めなかったのも事実でしょう。。
5年後の世界での生活
5年経ったこともビックリなのにそこからさらにビックリな事が連続。
まず、アイアンマンに子供がいること。モーガン・H・スタークがペッパーとトニーの間に生まれていたのです。
しかも住んでいるのはビル街の超ハイテクマンションなどではなく湖畔のほとりのログハウス。
アイアンマンのマスクはモーガンの遊び道具になってキャプテン・アメリカのシールドはソリになっている始末。
トニーが戦いを通してなのか、家庭を持ってなのか?大きく変化したことが分かります。
そうしてトニーが隠居生活している間にもブラックウィドウや他のアベンジャーズたちは活動を続けます。
世界の平穏を保つために暴動の鎮圧や虐殺の防止・処理など様々な宇宙中の問題を力を合わせて監視・解決しているようでした。
そんな中に、ただのネズミが量子トンネルのスイッチを踏んだおかげでアントマンが帰ってきます。
(アントマンは『アントマン&ワスプ』のエンドクレジット後動画で量子トンネルに閉じ込められていた。)
アントマンは帰ってきて娘の無事を確認し、世界に何が起こったかを確認します。
すると、量子トンネルにはタイムマシン的な効果があることが発覚。5年前の世界からインフィニティストーンを集めて今の世界に持ってきて、指パッチンすることで失われた命を取り戻そうとするタイム泥棒計画が始まります。
そして、2014年の「アベンジャーズ(無印)」の最終決戦のタイミングと「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の最初のシーンのタイミング、「マイティ・ソー:ダーク・ワールド」のジェーンがアズガルドに行くシーンに飛び、各々石を集めようと動き出します。
それぞれの戻った過去
アベンジャーズのシーンにはスペースストーン(キューブ)、マインドストーン(ロキの杖)、タイムストーン(エンシェント・ワンが所有:アガモットの目)の三つを、そしてガーディアンズのシーンではパワーストーン(クリルが盗もうとしたやつ:オーブ)、ちょっと宇宙船で飛んでヴォーミアにソウルストーン(魂と引き換えのやつ)を、アズガルドにはリアリティストーン(ジェーンの中にある:エーテル)を取りに行きます。
アベンジャーズのシーンには、アントマン/アイアンマン/キャプテン・アメリカ/ハルクが、ガーディアンズのシーンにはネビュラ/ウォーマシン、ヴォーミアには、ブラックウィドウ/ホークアイ、そしてアズガルドにはロケット/ソーが向かいました。
割と全部しっくりくるペアになってしっかり向かってますねw
特に、ブラックウィドウとホークアイには二人の世界があって最初から最後までこの二人でっていう感じ。しかもその最後をブラックウィドウの魂と引き換えにソウルストーンを手に入れるあたりも、しっくりきましたね。
ロケットとソーも前作インフィニティウォーから何故か二人の世界観があって、ラストも一緒に宇宙へ出ていくというところを見ても非常に納得の組み合わせですね。
この戻った過去でもちょこちょこと感動的なエピソードが、、、
アイアンマンが逃したスペースストーンをキャプテン・アメリカと二人でより過去に戻って、帰還用のピム粒子などと一緒に回収しに行っているときに二人はそれぞれ大切な人と会います。
キャプテン・アメリカはペギーと、アイアンマンは父であるハワード・スタークと。特にトニーとハワードの会話はトニーの後の行動に大きな影響を与えたのではないかと思ったりもします。
最終決戦は見たい映像のオンパレード
それぞれ、無事にインフィニティストーンを持ち帰るのですが、その過程でブラックウィドウを失います。さらに、ネビュラがタイムスリップした先のネビュラと意識混線を起こしてしまい、計画が過去のサノスにバレてしまいます。
ちょっと難しいですね。行った過去の先にいるネビュラは改心する前、かつ過去なのでサノスもまだ死んでいないのです。その中で、過去ネビュラは改心した未来ネビュラと入れ替わって2023年に帰ってきます。
そんな不安の種をよそに、ハルクがガントレットをつけて指パッチンをして失われた命が復活します。
しかし、その後、過去サノスたちが時を超えて2023年に姿を現します。そして過去サノスは、タイムスリップができてしまうのなら全生命を半分にしても宇宙の汚染は終わらないと考えを改め、今ある宇宙を破壊し一から作り直すと目標を置き換えます。
これによってアベンジャーズとサノスの最終決戦が始まるのです。
サノスの軍勢が未来に押し寄せてきて絶体絶命のその時に、たくさんのワームホールが開いてDr.ストレンジをはじめとしたインフィニティウォーの指パッチンで消えていたヒーロー達がアッセンブル(集結)します。
ファンが一番見たかったシーンですねw
サノスにガントレットを渡さないように戦いを続けるアベンジャーズですが敵の戦艦に追い詰められます。
そこに、キャプテンマーベルが宇宙から帰還!いともあっさり戦艦を片付けます。
そして、時間の流れを守るべくインフィニティストーンを元ある場所に戻そうと量子トンネルを抜けようとアベンジャーズの皆が画策しますが、そのトンネルはサノスによって破壊されます。
この時、女性アベンジャーズも集結して今の時代を感じましたねw
最終的にはサノスがインフィニティストーンとガントレットを手に入れ指パッチンをしてしまいます。『I am inevitable』 byサノス
が、何も起きません。アイアンマンがインフィニティストーンだけとって自分の腕に装着していたのです。
アイアンマンは自分の装備していたガントレットで指をパッチン、、、『I am Ironman』byトニー
敵の軍勢を全て消し、サノスの軍勢VSアベンジャーズは決着がつきました。しかし、指パッチンをして力を使い果たしたアイアンマンは死んでしまったのです。
様々な事後処理
後日、アイアンマンの葬儀が自宅の近くの湖で行われます。
そこには、アベンジャーズだけでなくアイアンマン3で出てきた少年のハーレーやフューリー、ハッピーも参列していました。
そして、その近くの森でインフィニティストーンを返す時間旅行にキャプテン・アメリカが出発。過去に行ったまま帰ってこないと思いきや湖畔に老人が。。。
そう、スティーブ・ロジャースは時間旅行を経てキャプテン・アメリカであることを辞めスティーブ・ロジャースとして行った先の過去から別の人生を歩むことを決めたのです。
結果、キャプテン・アメリカは老人になりトレードマークの盾をファルコンに受け継いでその役目を終えたのです。
ソーはといえば、アズガルドをヴァルキリーに預けてロケット達ガーディアンズと宇宙の旅に、、、
それぞれ、自分の抱えているものを引き継いで別の人生を歩み出したのです。
まとめ
さて、一番好きだったアイアンマンが死んでしまい、非常に喪失感が強いのですがとても綺麗な終わり方だったかなと思います。
2008年アイアンマンに始まり2019年アイアンマンで終わったMCU。
その中でキャプテン・アメリカの物語も決着がつき、ソーも新しい道を歩みだしました。これらの進展はここからのMCUにどう影響してくるのでしょうか?
インフィニティサーガと言われる21作品を纏め上げた今作。3時間という長時間の作品ですが、むしろよく納めたなという感じに綺麗に全てのキャラに決着がつきました。
このMCUフェーズ3は、実は次回作のスパイダーマン/ファーアウェイホームで全てが終わるそうです。なので、スパイダーマンでどのように本作の後の世界を描くがが非常に気になりますね。しかも、この作品はエンドゲームの結末の数分後から話が始まるそうです。
MCU、今後は単体のドラマなども予定されているので是非そちらも注目です!
[…] 、非常に良かったのでまとめておこうと思います。 アベンジャーズ・エンドゲームのレビューはこちら […]
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