4DXでアベンジャーズ・エンドゲームを見てきました！
人生初の4DXだったのですが、非常に良かったのでまとめておこうと思います。
アベンジャーズ・エンドゲームのレビューはこちら
最新式の映画鑑賞システム4DXとは？
4DXとは、3Dだけでなく鑑賞中に様々な効果を体験することで映画により没入感を感じることができる最新式の映画鑑賞システムです。
ディズニーのストームライダーやスターツアーズの様なものです。
具体的には以下の11のエフェクトがあります。
- モーション
- エアー
- ミスト
- 香り
- バブル
- 煙
- 風
- フラッシュ
- 雪
- 嵐
- 熱風
韓国のCJ 4DPLEX社が開発し、2009年の『センター・オブ・ジ・アース』で初めて利用されたシステムです。
ちなみに4Dというと3Dとセットというイメージがありますが、実はスクリーンに関する技術は含まれておらず3D映像を含まずとも4Dシステムを利用することは可能になっているそうです。
日本では、109シネマズ、ユナイテッド・シネマ、イオンシネマなどで利用されています。
概要はこんな感じなので以下で各エフェクトをまとめていきます！
モーション
これが4DXのメイン！今回は、アベンジャーズを観たのですが宇宙船のシーンではふわふわした浮遊感や加速の揺れなどを忠実に再現しており自分もその船に乗っているかのような気分でした。
縦横上下の３次元の動きが再現されており没入感を最も感じさせてくれるエフェクトです。
観終わった際にも違和感などは感じなかったので一般的に酔いそうな感覚などは感じないと思うのですが、車酔いなどに弱い人はちょっと違和感を感じる可能性もあります。
あ、あと背中と尻部分から突き上げがあったりもします。ちょうどマッサージチェアみたいな感じ。
エアー
このエアー、実は正直ちょちょっと風が出るだけだろとかなめてました。けど、意外や意外、この風が臨場感をめちゃくちゃ引き上げてくれます。
というのも、突風もそうなのですが優しいそよ風や乗り物に乗っている時の風など様々な種類の風を感じることができます。
アベンジャーズだと予告編であるこのシーン
キャプテンマーベルの髪が風でなびいていますが、これを観客も実際に味わいます。
他にも、車に乗っているシーンなどでは風を切る感じなどを味わえます。そう、意外と有能なのです。
ミスト
目の前から水が飛び出てきますw
ディズニーのストームライダーに乗った事がある人がいれば、あれをイメージすればほぼ間違いないです。
利用されていたシーンは、ある人物の首が飛んだシーンでした、、、
う〜ん、いいんだけどなんかシーンがww
飛びかかったのは血って事でしょ？ まぁ、いいんだけどさ、、、w
香り
こちら、本当に匂いがでます。
今回は農園？庭園？みたいなとこに行った時に匂いがしていました。まぁ、これは正直あってもなくてもいいかなぁ、、、
そんな再現性高いとも思えないし、ただただいい匂い？みたいな感じに、、、
バブル
これは今回のアベンジャーズでは利用されていなかったので詳しくはわかりませんが、スクリーン近くに設置されたバブルメーカーによってシャボン玉を作るみたいです。
どのようなシーンで使われるかはあんまり想像つかないですが、、、w
煙
これは面白い使い方ができると思います。実際にアベンジャーズでも使われていました。特に、宇宙船が故障したとか爆弾が爆発しそうとかいうシーンには非常に利用価値高いのではないかなと思います。
実際に煙が出る事でそのシーンの緊張感がより際立つ効果がありそうです。
風
さぁ、これ謎ですよねw
さっきエアーあっただろと、、、
これは、例えば野原にいる時に風が吹いたみたいな、そんな感じの風を感じる事ができます。これは劇場全体でかかるエフェクトです。
対してエアーは座席ごとに噴射口があってそれぞれ風を噴射します。さっきのエアーだけでカバーしきれない表現を補っていると考えられますね。
フラッシュ
フラッシュはスクリーン近くでストロボがバチッとなるエフェクトです。
例えば、ワープするときとか攻撃を食らったときとか、そういったシーンで使用されます。これは結構好きなエフェクトかもですね。
煙と同様にその場の緊張感を生み出してくれます。
雪
このエフェクトは、正直びっくりしたし超綺麗だったのでマジでいいです。
スクリーンの前に雪が降ります。で、何がいいって映画って後ろから投影機でスクリーンに光を投射して映像がみれてるわけじゃないですか。
つまりめっちゃ光を当ててるんです。だから雪に光が当たってめちゃくちゃキラキラします。結構びっくりするくらい綺麗なのでいいエフェクトでしたね。
嵐
映画のシーンでよくある嵐の場面。この時にはなんと上から風が吹きつつ雨が降ってきます。
ミストを映画館全体に向けて風の噴射口から出すみたいです。
3Dメガネが濡れます。はい。見辛くなります。とは言えやはり没入感上がります。差し引きで、まぁ普通です。
熱風
アベンジャーズでは使われなかったエフェクト。爆発とかのシーンで後ろから熱い風が吹いてくるそうな、、、、
単純に不快そうだなと思いつつ、使われなかったので適当なことは言えないですねw
未確認だけど、、くすぐり
ユナイテッド・シネマの説明サイトにもないし、体験もしてないのですが別のサイトにくすぐり効果の事が記載されていたのでもしかしたらあるかもしれせん。
首元と、足元の二箇所にエフェクトが実装されているとの噂、、、
エフェクトまとめ
以上11~12の種類のエフェクトがあるそうです。
これらのエフェクトは観る映画によって使われるものも変わるし、映画館によってもある設備ない設備があるそうです。
詳しくは見に行こうとしている映画館に問い合わせてみて下さい。
4DXとMX4Dの比較
さて、映画のアトラクション化が進む近年ですが、4DXには同系のMX4Dというライバルがいます。
それぞれ、同じような映画を見れるのでどちらで見るのがいいか悩む人もいると思うので比較をしてみようかなと思います！
エフェクトの数
エフェクトの数は一応どちらも11種類です。
ですが、、MX4Dの方は似たようなエフェクトが多いですね。例えば、座席のバイブレーションをエフェクトの一つとして数えてしまっているなど、4DXではモーションの一部と位置付けられているエフェクトも別種としてMX4Dではカウントしているようです。
なので、総合的に見たら雪や雨、シャボン玉を出せる4DXの方に軍配があがるでしょう。
モーションについて
モーションは好みにもよると思いますが、MX4Dの方が激しく4DXの方がマイルドに動きます。（個人差あり）
個人的には4DXの方が優しさのある動きで映画鑑賞の邪魔にならないかなと思っていますw
ただ、やはり個人の好みによるところが大きいと思うのでこれは甲乙付け難いかなと。
ミストについて
他の方のブログにもたくさん書かれているのですが、MX4Dの方がちょちょっとしか水が出ないのに対して4DXではしっかりと水がかけられます。
また、4DXは『嵐』の機能があるので同じ水がかかるシーンでも雨なのか血飛沫なのかなどで表現方法が変わります。しかし、MX4Dではこれができないので結構表現力で劣るかなと。
無論、これも好みですが、しっかりと映画の臨場感を感じたいのであれば4DXの方がオススメです。
煙について
煙についてもミストと同様に、MX4Dは申し訳程度にしか出ません。なんなら、微妙すぎてエフェクトなのか火事の予兆なのかわからんくらいw
これについても4DXに軍配があがるかなと。
風について
これは、大きく差がついたと思います。MX4Dは劇場全体に風を発生させるための装置を設置していません。なので、4DXと比較して圧倒的に表現力が劣ります。
風の表現は、映画への没入感を高める点において大きな役割を担うので、この表現力の差はもろに全体評価に直結します。
ここに関して言えば4DXが圧倒的勝利です。
比較まとめ
比較結果なのですが、ステマっぽくなってしまうとは思うものの4DXの方がオススメかなということになります。
総評的には、4DXは没入感を感じやすく映画との親和性を非常に大事にしているように感じます。
対して、MX4Dは映画というより一つのアトラクションのように動きを楽しむのには適しているかもしれません。
しかし、それなら遊園地にでも行ってきてくださいとなってしまうかなと思うので個人的には4DXの方がオススメです。
気になるお値段
両者の気になるお値段なのですが、4DXは通常料金に追加で¥1,000とのことです。
対して、MX4Dは追加で¥1,200です。この価格でも4DXに軍配が上がってしまいますね。。。
この計算非常に面倒で、映画を普通に観る値段=レディースデーや学生料金、レイトショーなど。
全ての割引が終わった後に上乗せの追加料金ということになるそうです。
また、これだけではなく3D作品であればの3D映画代金・メガネ代金も計算に乗ってきます。
MX4Dで3D作品を鑑賞する際にはTOHO3Dメガネを利用しますので、持っていればメガネ代金100円が必要ありません。
同様に4DXも3D作品を鑑賞する際にはリアルD社製の3Dメガネを利用します。持っている方はメガネ代金100円を払わないで済みます。
ただし、両者共にIMAX3Dメガネとは違うので間違えないように気をつけて下さい。
IMAXについて詳しい事が知りたい方はこちら
IMAX3D見て来ました！そもそもIMAXとは？気になる料金からメガネの可否まで！
劇場によって差はありますが、例としてはこの様な計算になります。
MX4Dの場合
- ２Ｄ作品の場合／一般1,800円 + MX4D 1,200円＝3,000円
- ３Ｄ作品の場合／一般1,800円 + MX4D 1,200円＋3D鑑賞料金400円（３Ｄメガネ代100円含む）＝3,400円
4DXの場合
- ２Ｄ作品の場合／一般1,800円 + MX4D 1,000円＝2,800円
- ３Ｄ作品の場合／一般1,800円 + MX4D 1,000円＋3D鑑賞料金400円（３Ｄメガネ代100円含む）＝3,200円
ちょい面倒な計算ですね。難しかったら映画館に問い合わせてみて下さい。地域や劇場によって差がある様です。
4Dで鑑賞できる映画館は！？
4DXは、ユナイテッドシネマを中心に全国約55劇場で導入されています。
ユナイテッド・シネマ以外ではイオンシネマや、109シネマが導入しているそうです。
詳しくはこちらから！随時更新してくれているそうです。
https://cinema.ne.jp/recommend/4dxmx4d2015120411/
対して、MX4DはTOHOシネマズ独自のものになります。
同様に、こちらのサイトで詳しく解説されているのでこちらを参考にして下さい。
https://cinema.ne.jp/recommend/4dxmx4d2015120411/
まとめ
4DXについてのレビュー記事いかがだったでしょうか？
まぁ、今回アベンジャーズ・エンドゲームを4DXでみれて大満足でございます。
とにかく、今作は4DXで見て全く損しないので是非とも4DXで見ていただきたいです。
その前に、とりあえずあらすじ知りたいよって人はこちら
【ネタバレレビュー】アベンジャーズ: エンドゲームを見てきた -あらすじと感想-
ちゲェ、俺はIMAXの方が知りたかったんだよ！って方はこちら。
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